調達から支払(S2P)とは何ですか。
調達から支払(S2P)ソリューションとは、サプライヤーの審査と登録、調達と契約の紐づけ、購入、請求書検証の管理、サプライヤーへの支払いの円滑化のプロセスを指します。S2Pソリューションは、S2Pプロセスの各ステップを1つの統合システムで管理することを可能にします。
調達から支払(S2P)
S2P(調達から支払)のリーダーとともに利益をコントロール
主なメリット
利益と効率性を最大化
手作業で行っていた作業を自動化することで間接費を削減できます。業務効率を最適化して早期支払割引を活用できるようになります。価格設定とワークフローに関するAIのインサイトを活用して、節減方法を見つけられます。
グローバルな規模でも地域のコンプライアンスを確保
各国の規制、法律、税コードが変更されても、Coupa AIとCaaS (サービスとしてのコンプライアンス)が最新の変更を把握し対応するため、常にコンプライアンスを維持できます。
リスクに先手を打ち、ビジネスに貢献
自信を持って戦略的な意思決定を行うことができます。 すべての支出を完全に把握できるようになれば、トップクラスのサプライヤーを優先し、マーベリック支出(方針に沿わない支出)を削減し、不正を正確かつ的確に検知できます。
機能
調達
テンプレートがあらかじめ用意されていて、ワークフローも誘導式なので、イベントを数分で作成できます。メッセージセンターの自動通知を利用すれば、関係者とともにリアルタイムで入札の評価を行えます。
契約管理
新規サプライヤーから合意された条件を自動的に取り込むことで、契約書作成のスピードアップと節減を即座に実現します。契約書と購入機能を連携させることで、契約内支出を増やすことができます。
社外リソース管理
非従業員の人件費とサービスコストを完全に把握できます。迅速なオンボーディング、コストとパフォーマンスの監視、コンプライアンスリスクの低減により、社外リソースにかかる支出を管理できます。
サプライヤーのリスクとパフォーマンス
1000万社超のサプライヤー情報を持つデータベースにアクセスでき、AIによるインサイトを利用してリスクの低い選択肢を見つけられます。セルフサービスのサプライヤーポータルで、サプライヤーの登録作業も効率化できます。さらに、サプライヤーベースのAI監視により、リスクに先手を打つことができます。
購買
支出を管理下に置きましょう。定着しやすい統合型プラットフォームにより、購買から支払までの全プロセスを完全に把握できるようになり、管理内支出を増やすことができるようになります。
請求書処理
効率的な電子請求書に切り替えて、APチームを解放しましょう。紙の請求書に代わりタッチレス処理を導入すれば、早期支払割引を活用できるようになり、運転資金の最大化とコンプライアンスの確保が可能になります。
支払い
支払業務の死角に、Coupa Payで光をあてられます。時間のかかるプロセスの効率化、運転資金の解放、支払いのシームレスな管理が可能になります。
支出分析
AIドリブンのインサイトで支出を最適化します。自社のパフォーマンスを同業他社のベンチマークと比較できます。改善につながるインサイトを活用して、ビジネスのレベルアップを図りましょう。
FAQ
調達から支払(S2P)と購買から支払(P2P)の違いは何ですか。
調達から支払(S2P)と購買から支払(P2P)は、共通のステップが多くあり、同じ意味で使われることがあります。しかし、P2Pが購買と購入の効率化に重点を置くのに対し、S2Pは戦略的調達も含むエンドツーエンドのソリューションです。
S2Pソリューションを必要とするのはどのような組織/企業ですか。
次のような企業には、エンドツーエンドのS2Pソリューションが有益です。
- トップレベルのサプライヤーの特定と優先順位付けに苦労している
- 支出の明確な可視化ができていない
- リスク管理に問題を抱えている
- 自信を持って戦略的調達の意思決定を行うことができない