調達から契約(S2C)

調達のスピードアップとさらなる節減

購買から支払までのP2Pプロセスの改善は、調達をスマートに行うことから始まります。コスト削減の見極め、入札の依頼、関係者との回答の評価、契約書作成、サプライヤーの登録など、すべてを1か所で行います。

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主なメリット

調達の効果を速く得られる

複雑なソーシングイベントも定期的なソーシングイベントも容易に実施でき、速く市場に投入できます。最適なオファーが提示されるようサプライヤーに柔軟性を与え、関係者と協力して最適な意思決定を行うことができます。

契約内支出の目標達成

AIを活用して契約書作成ステップを自動化し、重要な条項を詳しく確認できるようにします。新しい契約を購入プロセスに自動的に通すことで、節減を最大限に高めコンプライアンスを確実に遵守できます。

リスクを最小化し、時間を最大限に活用

使いやすいサプライヤーポータルでは、新規サプライヤーを簡単に登録できます。社内外のデータソースを使用したサプライヤーの審査とパフォーマンスの監視にかかる時間は、AIにより短縮されます。

機能

Category Planner

カテゴリー戦略の策定、追跡、実行を1か所で行えるので、関係者と協力しながら成果を最大限まで高めることができます。AIを活用したインサイトを利用して、ベストプラクティスを推進し、新たな節減機会を見つけられます。

調達

テンプレートがあらかじめ用意されていて、ワークフローも誘導式なので、イベントを数分で作成できます。メッセージセンターの自動通知を利用すれば、関係者とともにリアルタイムで入札の評価を行えます。

高度な調達最適化

イベントでは、価格を重視するだけでなく、物流やパッケージングなどの戦略的・業務上の制約を考慮できます。サプライヤーとの協力も可能なほか、AIツールで無数のシナリオ分析を実行できます。

契約管理

新規サプライヤーから合意された条件を自動的に取り込むことで、契約書作成のスピードアップと節減を即座に実現します。契約書と購入機能を連携させることで、契約内支出を増やすことができます。

サプライヤーのリスクとパフォーマンス

1000万社超のサプライヤー情報を持つデータベースにアクセスでき、AIによるインサイトを利用してリスクの低い選択肢を見つけられます。セルフサービスのサプライヤーポータルで、サプライヤーの登録作業も効率化できます。さらに、サプライヤーベースのAI監視により、リスクに先手を打つことができます。

「Coupaを利用してすぐに得られるメリットは、ユーザーのエントリーポイントが1つになることでした。調達、契約、購入、サプライヤー管理を、共通インターフェイスで行えます」

Karryn McMahon氏

マネージャー、P2Pエクセレンス

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FAQ

調達から契約(S2C)は購買と同じですか。

S2C(調達から契約)とは、特にサプライヤーの検索、入札の実施、契約管理に焦点を当てた、全体的な購買プロセスの一部です。S2Cプロセスが最適化されれば、効果的な購買機能が構築されます。

一方、購買は、企業における物品やサービスの購入に関連するすべての活動を網羅するものです。調達だけでなく、サプライヤーとの関係管理、サプライチェーン全体の最適化、コスト削減の推進、請求書処理の改善、環境・社会・ガバナンス(ESG)目標の達成など、戦略的な意思決定も含まれます。

S2Cは、戦略的に実施する購買プロセスの上流過程と考えることができます。正しく行われれば、購買の下流過程で価値を生み出します。

Coupaの調達ではどのイベントタイプを利用できますか。

Coupaは4種類のソーシングイベント(RFxイベント、イングリッシュリバースオークション、ダッチリバースオークション、ジャパニーズオークション)を提供しています。

RFxイベントには、情報提供依頼(RFI)、見積依頼(RFQ)、提案依頼(RFP)が含まれます。RFxイベントは、単純な購買や複合的な購買に適していますが、戦略的な購買や高額の購買に使用されることがほとんどです。

イングリッシュリバースオークションは通常、買い手であるバイヤーが1社、売り手となるセラーが多数存在します。売り手(サプライヤー)は入札を行い、他のサプライヤーに価格を下げさせます。オークション終了時に最も低い入札価格を提示したバイヤーが落札者としてマークされます。

ダッチリバースオークションはバイヤーによって制御されます。バイヤーは最初に低価格を設定し、その額をサプライヤー受け入れるまで一定額ずつ上げ続けます。オークションは特定の時間間隔で行われます。

Coupaのジャパニーズオークションは、想定購入価格よりも高い価格でオークションを開始し、定期的に価格を下げることで、企業が競い合えるようにしています。価格を下げるたびに、サプライヤーはその新しい価格を受け入れる必要があり、新しい価格を受け入れるサプライヤーが1社だけになるまで続きます。