Salesforce のクラウドは急速な成長を遂げましたが、調達においてはプロセスが統一されていなかったため、その成長スピードへの対応に苦戦していました。既存のERPプロセスは手続きが煩雑で混乱を招き、支出の透明性を実現しにくい状態でした。発注手続きやPO発行などを手作業で行い、また、プロセスが国ごとに異なっていたため、Business Spend Management (BSM: ビジネス支出管理)を見直すべき時期にきていました。
課題Issue
調達は分散型プロセスだったため、急速なグローバル成長に合わせた拡張性が欠如
既存の ERP プロセスは煩雑で、支出の可視性が不十分
各国で異なる発注手続き、PO発行プロセス
各国の税制や報告義務の遵守のために、拡張性と使いやすさが必要不可欠
成果Result
グローバル調達プロセスの刷新により、構成可能な自動化を活用して、支出の80%を管理
支出分析から、より良い供給管理と洞察を抽出
状況確認や動向報告を即時に行えるようになり、より迅速で情報に基づいた意思決定を実現
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支出形態がますます複雑化しているなかでは、今後Coupa を利用することこそ、Salesforce 社の発展につながっていくでしょう。
財務・戦略部門 バイスプレジデント Sean Blitchock氏