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サプライチェーンにおけるESG: リスクから機会への変革

サステナビリティは利益を犠牲にするものと長年にわたり考えられてきましたが、サプライチェーンでのESG (環境・社会・ガバナンス)に対する現代的なアプローチは、ビジネスと地球にとって良いことのバランスを見出しています。

長年にわたり、サプライチェーンのリーダーたちは、コストを抑えつつ、サステナブルに事業を行うという課題に苦しんできました。 前提はシンプルでした。ESG (環境・社会・ガバナンス)イニシアチブを優先することは、効率性や利益率、またはその両方を犠牲にすることを意味しました。 しかし、今日、その考え方は変わりつつあります。 企業は、サステナビリティと利益が対立するものではないことを証明しています。実際、両者は相互に強化し合うことができます。

規制の圧力が高まり、顧客の期待が進化し、ESGに配慮した方法への投資インセンティブが増す中、かつては選択肢の1つだったサプライチェーン戦略とESGの統合は、いまは競争優位性を得る上で不可欠なものとなっています。 Deloitteによる2024年サステナビリティアクションレポートにおいて、調査対象となった企業の50%以上が、レジリエンスを強化し、リスクを軽減し、長期的な成長を促進するために、部門横断型のESGワーキンググループを構築していると回答しています。

サプライチェーンにおけるESGの現在の役割とは?

ESGとは、"Environmental, Social, and Governance"のことで、サステナビリティ、倫理、企業責任における企業の影響を評価する基準です。 ESG基準によって、企業のビジネスモデルや社内外の事業運営(サプライヤーや製造業者との関係を含む)は、社会的責任を果たすもので持続可能であるかどうかが判断されます。

サプライチェーンのトレーサビリティは、ESGの中核を成すものです。 トレーサビリティは、企業のサプライチェーンにおける原材料、部品、完成品の流れを追跡する能力のことです。たとえば、次のような質問に回答できる能力です。

  • 原材料はどこから来ているか? 原材料は、森林伐採された地域や高リスク地域から調達されているか?
  • サプライチェーンの作業員は公正に報酬を受け、安全な条件で働いているか? 利用している製造業者は、児童労働法の違反に関与しているか?
  • 1次受け、2次受け、3次受けのサプライヤーに対して完全な可視性があるか? サプライチェーンの各レベルでのリスクやコンプライアンスの問題を特定できているか?
  • スコープ3排出量を追跡し、可能な限り削減できているか?

サプライチェーンにおけるESGは、自主的に取り組む責任から、グローバルなビジネスの必須要件へと進化しました。 2013年のラナプラザ崩落事故などの災害が起きたことで、安全な労働条件に関する法律の制定が進みました。近年でも、こういった法律の重要性を示すような事例が続いています。 ファッション大手Sheinのサプライチェーンでは児童労働が横行していたことが発覚しました。このような事例は、同社の株式市場での株価に大きな影響を与える可能性があります。 一方、ペルーやメキシコでのアラビカ豆の不足など、気候によるサプライチェーンの混乱で、企業は持続可能な調達慣行による遅延の回避を進めています。

現在、サプライチェーンの運営における透明性と説明責任の向上を目指す多くの規制の整備が進み、特にEUでは先んじて厳格なESG (環境・社会・ガバナンス)法が制定されています。 米国での ESG規制の整備はいまだ先行き不透明であり、各州がポリシーを強化しています。 米国に拠点を置くグローバル企業は、国外での事業運営や販売を行うため、国際法を遵守しなければなりません。 また、投資家や消費者も、ESGへの真剣な対応を企業に求めるようになっています。 競争力を維持したい企業にとって、強力なESG戦略は必須のものとなりました。

環境 (Environmental)

環境の柱となるのは、自然環境に対し企業がどのように相互作用し影響を与えるかです。 これには、企業のカーボンフットプリント、排出量、資源管理、廃棄物、汚染対策が含まれています。 スコープ3排出量は、 企業のグローバルサプライチェーンから発生する排出量のことで、平均で企業全体の排出量の75%を占めています。 排出量は、サプライチェーンから生じるものが最も大きくなることから、世界的に環境規制の要件が強化されています。

米国カリフォルニア州のESG規制では、 温室効果ガスの排出量、気候変動に関連する財務リスク、任意のカーボンオフセット措置を報告する州内の企業に義務付けています。 これは米国で初めての立法化されたESG関連の法律であり、他の州でも同様の要件を通過させようとしています。

地球の反対側では、長年EUがESGを牽引してきました。 カナダ、日本、オーストラリアのように、EUの厳しい環境規制を自国のモデルとして参照する国々もあります。 例えば、EUの法律である企業サステナビリティ報告指令(CSRD)は、地域内で重要な事業を展開している企業に対し、強化したサステナビリティの報告とサードパーティによる監査を義務付けています。 2022年と2024年に、日本とオーストラリアは共に類似の法律を通過させました。

社会 (Social)

企業の社会的責任は、コミュニティや関わる人たちを企業がどう扱うかで評価されます。 これには、社内の労働慣行や人権も含まれ、サプライヤーにおける公正な労働、慈善活動、倫理的な製品安全性についても責任が求められます。

強力な社会政策を強制する規制が世界にはいくつもあり、2023年にはドイツでサプライチェーン法が施行され、 サプライチェーンにおける人権侵害や環境基準の遵守を監視することを企業に義務付けています。 現在この法律は施行されてはいるものの、その報告の実効性については依然として疑問が残ります。特に、必要な情報の収集に割けるリソースが限られる小規模サプライヤーに、その負担が押し付けられることが多くあります。

英国の現代奴隷法では、サプライチェーン内で現代奴隷や人身売買の防止・軽減と、この達成のために講じた措置について声明を公表することを企業に義務付けています。

このようなポリシーの施行を促進しているのは、政府だけではありません。 消費者は、倫理的なブランドを選択する傾向がますます高くなっています。 NielsonIQによる600,000個の個別製品の販売データに関する調査では、ESG関連の主張を行った製品は、そうでない製品に比べて、5年間で平均28%の累積成長を示したのに対し、ESG関連の主張を行わなかった製品は20%の成長にとどまったことがわかりました。

ガバナンス (Governance)

ガバナンスとは、説明責任と倫理的な意思決定を確保するための、企業のシステム、ポリシー、リーダーシップ構造を指します。 グローバルサプライチェーンにおけるガバナンスとは、公正で透明性のある入札を促進すること(特定のサプライヤーを選定することによるキックバックを避けること)、コンプライアンス違反に対する厳格なサードパーティリスク監視を行うこと、そして商品やサービスのトレーサビリティを向上させることを意味します。

2010年のドッド・フランク法は、ガバナンス規制の一例です。 これにより、リスク監視が強化され、銀行関連製品に対する消費者保護が強化されました。 EUでは、企業サステナビリティ適性評価指令(CSDDD)によって、サプライチェーン全体で人権と環境に関する評価を実施することを大企業に義務付けています。

サプライチェーンにとってESGが重要な理由

投資家、規制当局、消費者は、企業のサプライチェーンの持続可能性と長期的なレジリエンスを評価するために、ESGをますます活用しています。 主要な機関投資家は、投資決定にESGスコアを考慮するようになっています。 消費者の78%は、価格が5%高くても 環境に配慮した素材を使用した製品を購入したいと回答しています。 ESGを優先する企業は、成長において重要な要素である、ブランドの評判を高め、資本を引き寄せ、顧客ロイヤルティを築くことができます。

Coupaのサプライチェーン担当シニアマネージャーであるSahana Subramanianはこう述べています。「ESGに関連したブランドへの信頼は、投資や顧客のリテンションに直接影響します。 サプライチェーンのサステナビリティは、特に消費財や食品・飲料のような業界において、優れたセールスポイントとなり得ます。 材料の調達・購買をサステナブルな方法で行い、パッケージングをカスタマイズすることで、競合他社と差別化を図ることができます」

「サプライチェーンのサステナビリティは、特に消費財や食品・飲料のような業界において、優れたセールスポイントとなり得ます」

— Sahana Subramanian、Coupa サプライチェーン担当シニアマネージャー 

国家政府、国際機関、さらには州からのESGに関する法的圧力が高まっています。 これらの法律に準拠し、潜在的な違反の影響が事業に及ぶ前に見つけるために、サプライチェーンの透明性が必要です。 強力なESG戦略は、コンプライアンスに加えて、競争上の優位性ももたらします。 ESG戦略により下記のことが行えます。

  • 変化する規制要件への対応: すべての輸送手段やフローでのサプライヤーリスクと排出量を理解することで可能になります。
  • サステナブルな調達: 入札プロセスにESG基準を組み込むことで可能になります。
  • サプライヤーの多様性の向上: 限られたサプライヤーへの過度な依存を避けられます。 1社のサプライヤーが材料不足や自然災害の影響を受けても、別のサプライヤーでの生産量を増やし遅延を避けることが容易になります。
  • 危機管理計画: 市場の動向やAI予測に基づいて作成し、資源不足や輸送のボトルネックなどの混乱を回避します。
  • 業務の効率化とサプライチェーンのレジリエンス強化: 在庫を最適化し、廃棄物を削減し、報告業務を自動化することで可能です。

結論として、 よく考えられたESG戦略は、イノベーションの推進力となります。 貴社のサプライチェーンは、急速に変化する消費者の好みや傾向に適応できるでしょうか? 新しい規制への対応はどうでしょうか? 洪水が起きて配送ルートに影響が及んだらどうしますか? 輸送手段が変わったら、排出量がどのくらいになるか把握していますか? 新たな関税が導入されたら、調達戦略にどう影響するでしょうか? ESGをサプライチェーンデザイン&プランニングプロセスに組み込むことで、容易にリスクを特定・検知し混乱に対処できる適応型のサプライチェーンを構築することができます。

サステナビリティは競争優位性になります。 サプライチェーン全体にサステナビリティを組み込むための7つの戦略を紹介します。

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ESGリスクを評価し、コンプライアンスを確保する方法

多くの組織がESG (環境・社会・ガバナンス) ポリシーの向上を目指すなか、そのためのシステムとツールが整い独立したESGのデータ保証に備えていると感じているのはわずか29%です。 企業が直面する最大の課題は、サプライチェーンと調達・購買の責任者が排出量の追跡に役立つ包括的なサプライヤーデータが不足していることです。 他の課題には、多様性のあるサプライヤーの特定、継続的なサプライヤーリスクの監視、ESG目標に整合したサプライヤーのオンボーディングが含まれます。

ESGポリシーの強化に必要となるデータ量の大きさから、多くのサプライチェーンリーダーが、どこから手を付けてよいか分からないと感じています。 ESGリスクの評価を開始し、コンプライアンスを確保するには、次のようなアクションを取ることができます。

ステップ 1: ベースラインを作成する

調達領域の改善に必要な指標や、 輸送で発生する排出量など、 ベースラインがなければESG目標は作成できません。 サプライチェーンのさまざまなデータを測定することは、改善の余地を見つけるうえで重要です。 サードパーティのデータ分析会社と協力して、必要なデータを収集・標準化しましょう。 総支出管理プラットフォームを使用すれば、すべての運用データを一元化し分析できます。 理解すべき重要な指標は次のとおりです。

  • スコープ1、2、3の排出量
  • エネルギー消費
  • 廃棄物の発生とリサイクル率
  • サプライヤーのESGコンプライアンス率
  • 責任あるサプライヤーから調達している材料のパーセンテージ

ベースラインが確立されると、デジタルツインのような高度なツールを使用して、ポリシー強化やESG (環境・社会・ガバナンス)レポートの充実を行えます。

ステップ2: デジタルツインを使用する

デジタルツインは、物理的なサプライチェーンをデジタルで表現したものです。 ERPデータ、工場の出力、ノードレーン、在庫レベル、出荷スケジュールなどの複数ソースのリアルタイムデータを使用して、サプライチェーンのエンドツーエンドのビューを提供します。

デジタルツインを使用することで、さまざまなシナリオをテストし、ESGポリシーをモデル化して、運用を最適化できます。 この高度なサプライチェーンのモデル化は、次のようなことの理解に役立ちます。

  • サステナビリティのトレードオフとそれが供給コストに与える影響。
  • ハブアンドスポークモデル(クロスドッキング vs 直接出荷)で輸送レーンを削減し、結果として排出量を減少させられるかどうか。
  • バルク購入などの経済的発注ポリシーで、排出量を最小限に抑えつつ、インバウンドのロットサイズを最大化する。
  • 在庫の使用が不十分な場合や、効率の悪いレーンを特定することで、輸送を最適化する方法。

デジタルツインを使用することで、新しく導入されるポリシーや規制が、サプライチェーンの運用に及ぼす影響についての複雑な分析も行えるようになります。 テクノロジーは戦略的サプライチェーンプランニングにおいて、質の高い迅速な意思決定に不可欠です。

ステップ3: ソーシングイベント時にサプライヤーのデータを分析する

企業にとってESGに関する重要な課題の1つは、サプライヤーデータの収集です。 KPMGの調査によると、1,000人の経営幹部(シニアエグゼクティブ)のうち、60%以上がサプライヤーにESGデータの提供を求め、サプライヤー登録の実務にESGスクリーニングを統合していることがわかりました(48%)。

ESGデータ要件をソーシングイベントに組み込むことで、すべての法令を遵守し、サステナビリティ目標を達成するための最適なサプライヤーを選定することができます。 適切な調達ツールを使用することで、変化するニーズに基づいてイベントをカスタマイズすることができます。 ESG認証要件を調達戦略に組み込むことを検討してください。

  • ISO 14001 (環境マネジメントシステム)は、排出量、廃棄物、汚染を削減するためのグローバルなベストプラクティスにサプライヤーが従うことを保証します。
  • LEED (エネルギーと環境デザインのリーダーシップ) は、持続可能な建物および製造施設を認証します。
  • Energy Star Certification (エネルギースター認証)は、製造機器および生産におけるエネルギー効率の高いサプライヤーを特定します。
  • B Corp Certification (Bコープ認証) は、社会的および環境的影響の高い基準を満たす企業を認定します。
  • Fair Trade Certified (フェアトレード認証)は、食品、繊維、その他の製品における労働者の倫理的な扱いと持続可能な生産を確認します。
  • ISO 37001 (贈収賄防止管理システム) は、サプライヤーが腐敗や不正を防ぐのに役立ちます。

選定しオンボーディングしたら、総支出管理プラットフォームを使用して、会社全体の契約や購買ポリシーにこのデータを自動的に取り込むことができます。 看護師が医療用品を発注する必要があるとしましょう。 看護師がプラットフォームで検索すると、調達・購買とサプライチェーンのチームによって審査された持続可能なオプションが自動的に表示されます。 使用頻度の低いユーザーでも、ビジネスのためによりサステナブルな選択をすることができます。

ステップ4: AIを活用してサードパーティサプライヤーリスクを監視する

AIはサプライヤーのパフォーマンスに対するリアルタイムの可視性を提供することで、サードパーティリスク管理を変革しています。 特定のツールは、外部データセット、ユーザーからのフィードバック、コミュニティデータなどのデータソースを組み合わせて、 大規模でもリスクを事前に自動検知します

コミュニティベースのデータ共有アプローチでは、データ収集プロセスにかかる時間とコストを企業は節約できます。 Coupaのユーザーコミュニティは、実世界の約9兆ドル規模の匿名化された取引データに基づく豊富なサプライヤーインサイトを提供し、企業に対してサプライヤーベースの包括的な視点を与えます。 業界別ベンチマークも提供されるため、自社のESGパフォーマンスを同業他社と比較し、改善すべき領域を特定することができます。

アプリは、サードパーティのリスク管理システムと統合することで、追加の保護レイヤーを提供できます。 Ecovadisは、専門家によるデータマイニングを通じて、環境、労働と人権、持続可能な調達・購買などに関する包括的なサステナビリティサプライヤープロフィールを提供します。

ステップ5: 循環型経済アプローチを採用する

循環経済への移行により、ESGパフォーマンスは大幅に改善し、効率性とコスト削減を高めることができます。 しかし、多くのサプライチェーンリーダーにとって、経営陣に対してその努力が価値あるものであることを証明する必要があります。

デジタルツインを使用して、サプライチェーンネットワーク設計における循環経済アプローチを理解し定量化すれば、 次のような重要な問いに対する答えを見つけることができるようになります。

  • 顧客の返品は、店舗、配送センター、またはサプライヤーを通じて行うべきか?
  • 流通センターでの返品を受け入れた場合の影響は?
  • 専用の返品センターを設置する必要があるか? どこに設置すれば、コストが最小限に抑えられるか?
  • 製品を修復し、販売可能な状態に戻すための拠点を設定する必要があるか?
  • どの返品オプションが提案されているか?
  • 製品と顧客ごとの返品フローの割合はどのくらいか?
  • 特定の返品フローのレーンのコストはどのくらいか?

循環型経済を採用するからといって、すぐにすべてを整備する必要はありません。 限定された製品グループなど、小さな変更から始め、サステナビリティとビジネスへの影響に焦点を当てて拡大していきます。

サプライチェーンにおけるESG実践例

ESGの原則をサプライチェーンの管理と設計に統合することは、単なる夢物語ではありません。先進的な企業は、すでにその実施において測定可能な進展を遂げています。 カーボン排出量の削減から報告機能の改善まで、ESG管理ソフトウェア を活用して、より適応性があり持続可能なサプライチェーンを構築している企業を紹介します。

Microsoftは成長と排出量削減を両立

2030年までに、カーボンニュートラルを達成するという高い目標をMicrosoftは掲げています。 しかし、AIテクノロジーのブームに伴い、同社は成長を支えるために約100の新しいデータセンターを設立する必要がありました。 そこで問題となったのは、 データセンターのほとんどの設備が重く特別な輸送が必要であり、 これではカーボンフットプリントの拡大につながることです。

60%削減

データセンター拡大による北米でのトラック輸送排出量

Microsoftは、Coupaのサプライチェーンデザイン&プランニングツールを活用して、カーボン、サイクルタイム、コストのバランスを取っています。 デジタルツインを使用して、将来の在庫ポジショニング、貨物の統合、戦略的な流通拠点の配置を把握しました。 この結果、北米のトラック輸送における排出量が、予測されたベースラインに対して60%削減されることになりました。 現在、Microsoftはサプライチェーンの各ポイントを視覚化してテストを行い、地理的な物流を把握し、スマートなサステナビリティの決定を行っています。

BMOはサプライヤーリスクを自動的に低減

モントリオール銀行(BMO)は、複数の事業部門とコンプライアンスチームを持つ国際的な組織です。 厳格な規制要件を満たすために、BMOは最新のサプライヤーデータを必要としています。 しかし、部門の複雑さと規模により、サプライヤーの活動を管理し追跡することが困難です。

75%短縮

リスク評価サイクルタイム

サプライヤーのデジタル審査ワークフローに切り替えたことで、関わることで生じる固有リスクを調達プロセスが始まる前に特定することができます。 すべての情報と文書は専門家によって検証され、自動的にスコアが付けられます。 選定されたサプライヤーは、Coupaのサプライヤーリスク&パフォーマンスによって自動的かつ定期的に監視されており、リスクスコアに変動があった場合はBMOのコンプライアンスチームに通知されます。 これにより、リスク許容度が事前定義した範囲内の事前審査済みサプライヤーのみが、すべての部門で利用され、コンプライアンス違反を防ぐことができます。 リスクアセスメントのサイクルタイムは75%短縮し、運用の機敏性と従業員の生産性が向上しました。

Tetra Pakが行う戦略的な調達

サプライチェーンの物流は、食品の取り扱いにおいて非常に重要です。 Tetra Pakは、 効率的なサプライチェーン物流システムが、無駄と経費を最小限に抑え、効率を高め、規制要件を満たすための鍵であると考えています。

同社は、入札にESGを組み込み、テンプレートを改善してプロセスの標準化を図ることで、戦略的調達の取り組みを進化させました。 カスタマイズ可能なテンプレートとAIドリブンのモデリングにより、節減を計算し、サプライヤーのキャパシティに関する予測を理解することができます。

「2030年までに自社の運営においてネットゼロを達成したいと考えています。 物流の分野では、KPIを開発して入札に含めることで、サプライヤーはそのKPIが選定基準であることを理解できるようにしています」

— Raul Padilla氏、Tetra Pak カテゴリーマネージャー 

「サプライヤーの測定単位は『トン数』『パレット数』『機器の数または容量』などさまざまで、 その異なる単位を翻訳する必要があるのですが、 当社はCoupaの調達最適化でそのすべてを行っています」とTetra PakのカテゴリーマネージャーであるRaul Padilla氏は述べています。 「私たちはこれらの計算をすべて実行し、予測を立てることができます」

各国で手動の入札を行う代わりに、Tetra Pakは、ボリュームとサプライチェーンをバンドルする方法を特定して、在庫の無駄を減らし、コスト削減を行うようになりました。 入札プロセスに排出量やその他の重要な要素を含めることで、スマートな意思決定を行うことができ、急速に変化する規制要件にも対応することができます。

CoupaでESGをすべての意思決定に反映

グローバル市場の進化と規制が変化する中、ESGは単なるコンプライアンス要件ではなく、戦略的優位性となります。 強力なESG戦略を構築する企業は、適応性が高くレジリエンス備えた、将来にも通用するサプライチェーンを構築できます。 Coupaはそれを実現できます。

他のツールが断片的なESGデータを提供するのとは異なり、Coupaはサステナビリティ、多様性、リスクデータをすべての支出の意思決定領域に組み込んでいます。 ESG原則を既存の支出管理プロセスに簡単に適用し、1つの使いやすいプラットフォームからその進捗を測定できます。 サプライチェーンネットワークを最適化してカーボンフットプリントを削減し、1,000万社以上の事前審査済みサプライヤーを活用してサプライヤーの多様性を高め、CoupaのAIドリブンなリスクモニタリングを取り入れることができます。

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